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壁の種類と壁掛けテレビへの適合性

2015年08月17日

壁の種類と壁掛けテレビへの適合性




テレビを壁掛けにする場合、壁の材質は非常に重要な問題になってきます。DIYでやる場合はもちろん、業者に頼む場合にも補強や特殊な処置の有無で料金が大幅に変わってくるケースもあるので、事前に確かめておきたいところですね。


そこで今回はそれぞれの壁の特徴と、壁掛けテレビに適しているかどうかを紹介していきます。


石膏ボード


一般家庭で最も多いもの。ノックした際に音が壁裏に響く感じがします。
画鋲や安全ピンがスムーズに刺さり、抜くと先端に白い粉が付着しているようなら間違いなくこちらの壁になります。
やや強度は弱いものの、壁裏の間柱に金具を取り付けることで問題なく壁掛け設置が可能。補強が入っている場合はどこにでも取り付けが出来ます。
DIYでも比較的カンタンに設置ができる種類になります。



木板


こちらも石膏ボードと同じように確認ができます。音が響き、画鋲に粉が付着しなければ木板になりますね。
厚さが12mm以上のものであればどこにでも設置が可能で、薄い場合にも補強か間柱への取り付けで対応ができます。



コンクリート


打ちっ放しであればひと目でわかりますが、壁紙貼ってある場合軽く叩いてみましょう。ぺちぺちと詰まった音がして、響く感じがなければコンクリートになります。
アンカー等でネジ穴を作ることで設置は出来ますが、加工が難しいのでかなりのDIY上級者でなければ業者に委託することをおすすめします。
石膏ボードや木板に比べ、工事料金は最大で5割増しほどになります。



砂壁/土壁


強度が足りず、壁掛けテレビには向いていません。
専門業者であっても扱っていないところも多いので、まずは相談してみるといいでしょう。

こう見てみると壁によってそれぞれ異なった特色がありますね。ご自宅の壁を確認して、DIYや業者依頼など検討材料にしてみてください。