VESA規格(vesaマウント規格)とは正式名称をVideo Electronics Standards Association(ビデオ エレクトロニクス スタンダーズ アソシエーション)といい、テレビやビデオ周辺機器に関する業界標準化団体のことを指します。
12~24インチの小型ディスプレイ(PC・テレビ)では「MIS-D」(Mounting Interface Standard-D)と呼ばれる規格が使われ、75mm×75mmの四隅にネジ止めする規格と、100×100mmの規格があり、前者がよく用いられます。
23~32インチの中型は「MID-E」と呼ばれ、200mm×100mmの横長の長方形の四隅と長辺の中間の計6ヶ所で止めるタイプが用いられます。32インチ以上(100型テレビ含む)の大型ディスプレイでは、ディスプレイの大きさに応じて縦横に200mm間隔で多数のネジ穴を設ける「MIS-F」規格が用いられます。
壁掛けvesa(vesa wall mounting)にもvesa規格モニターアーム(monitor arm)、vesaマウントアーム(mount arm)等、用途に応じてさまざまな種類をご用意しておりますので、ご自身の使い方にあったvesa規格壁掛け(vesaマウント壁掛け)テレビをお求めください。
地震の多い日本では、耐震に特化した製品が多く作られております。本棚や食器棚などで耐震強化された製品を目にすることは多いのではないでしょうか。しかし意外と見落とされているのが「テレビ」に対する耐震です。プラズマテレビ・液晶テレビの進化はとても早く、日々「薄く」「軽く」そして「大きく」なっています。裏を返すと、それだけ「テレビが倒れやすくなっている」ということです。テレビが軽くなったとは言え、まだまだ重量があります。
そして値段も安くなってきていることから、一人暮らしの家にも大型のテレビが設置されることが増えております。地震などで倒れた時の被害はテレビと言えども、本棚や食器棚と同じくとても危険です。そんなテレビに対する究極の耐震は「壁掛け」にする事です。テレビやモニターを壁掛け金具VESAタイプで固定することで、壁自体が倒壊しない限りテレビが倒れる事がなくなります。
テレビの壁掛けが普及している欧米では、ハリケーンなどによる災害時にテレビ壁掛けによる被害の減少が報告されています。
土地が狭く地価が高い日本では、限られた居住スペースをいかにうまく使うかが快適な生活を送るための重要なポイントになると思います。特に都市部のマンションやアパートにお住いの方はその傾向が強くなるのではないでしょうか。ですので、日々液晶ディスプレイ(lcd)や液晶テレビ・液晶モニターが薄型していてもその設置方法自体を見直さなければ、部屋は省スペース化しません。
テレビラックやモニタースタンドは意外にスペースをとってしまいます。そこで部屋の省スペース化に一役買うのが壁掛けテレビです。またこの壁掛けTVはvesa規格対応(vesaマウント対応)であるメーカーの製品であればシャープのアクオス、ソニーのブラビアに関わらず、変換して壁にかけて観ることができます。
また壁に飾ることでインテリアとしての効果も発揮します。ただ省スペース化するのではなく、部屋をデザインする液晶テレビ壁掛けラックで省スペース化にしてみてはいかがでしょうか。